動脈硬化検査①(頸動脈エコー)

血管の弾力がなくなって硬くなったり、血管の壁にコレステロールなどがたまって狭くなって血流が悪くなっている状態を動脈硬化といいます。動脈硬化は高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病や喫煙、肥満などで進行が早まると言われています。脳に血液を送る頸動脈(けいどうみゃく)の動脈硬化は脳梗塞の原因となります。首にエコーゼリーを塗って超音波で観察・計測を行う、10分程度の検査です。頸動脈エコーは体の表面から太い動脈を簡便に観察できるため、全身の動脈硬化の状態を推測することにも役立ちます。