訪問診療とは

訪問診療とはからだの機能が低下して、通院が難しくなった患者さんの自宅に医師が訪問して行う医療です。ご高齢で足腰が悪い方、脳卒中で寝たきりの方、心臓病ですぐに息があがってしまう方、癌による痛みで思うように動けない方など、通院は難しいけれど自宅で継続して医療を受けたい患者さんが対象になります。

※「訪問診療」は定期的に自宅に伺って診察をして薬の処方をさせていただく計画的な診療です。その一方で「往診」は具合が悪くなった患者さんや家族の依頼で自宅に伺って診療をすることを言います。

みつまクリニックの訪問診療

当院では訪問看護師さん、ケアマネジャーさん、ヘルパーさんたちと連絡をとりあって、患者さんが住み慣れた地域で暮らしていける在宅医療を目指しています。訪問診療を始めるにあたっては患者さん・ご家族の希望や、状態が変わったときの対応などを相談させていただきます。当院の在宅医療では通常の診察、血液尿検査、心電図検査、エコー検査、点滴治療などが可能です。検査や点滴治療などの詳しい内容についてはお問い合わせください。

●定期的な訪問診療の場合は平日14時から14時30分の間でお伺いさせていただきます。

●費用については患者さんの状態によって異なります。事前にお問い合わせいただければ、病状を確認し概算をお伝えさせていただきます。

●訪問地域は診療時間の都合より、当院から3㎞程度までとさせていただいておりますが、適宜ご相談ください。

訪問診療に開始にあたって確認させていただきたいこと

● 現在の体の状態(寝たきりかどうかなど)、耳の状態、目の状態、認知機能(物忘れの程度など)

● どれくらい食事ができているか、嚥下の状態(むせないかなど)

● 家の状況(手すりやベッド)、どなたが介護されているか

● お薬の内容(他の医院からお薬がないかなど)アレルギーがあるか、病院から退院してくる場合などは紹介状

● 緊急時の対応、連絡手段、患者さんがいろいろ決めることが困難な場合はどなたに相談をすればよいか

● 介護サービスなどの利用状況

● 伝えておきたい信仰や信念